研究内容
研究室1年間振り返り(直近の研究内容)
主な研究内容
- 限定継続演算子の理論と実装
- 定理証明系を使った各種性質の証明
- 証明木の可視化
- 初心者プログラミング教育(OCaml Blockly、型デバッガ、ステッパ)
- ゲーム開発用 universe ライブラリ
- OCaml Blockly を使った中高の学習教材開発
参考となる論文
- Danvy, O., and A. Filinski
著者のページ /
ACM
"Abstracting Control"
Proceedings of the 1990 ACM Conference on
Lisp and Functional Programming, pp. 151-160 (June 1990).
shift/reset の論文と言えばこれ。
少し難しいけど 1 節のみを理解すれば,まずはOK。(応用は 3 節) - Danvy, O., and A. Filinski 著者のページ "A Functional Abstraction of Typed Contexts" Technical Report 89/12, DIKU, University of Copenhagen (July 1989). shift/reset の単相の型システムが出ている論文。
- Danvy, O., and A. Filinski 著者のページ "Representing Control, a Study of the CPS Transformation" Mathematical Structures in Computer Science, Vol. 2, No. 4, pp. 361-391 (December 1992). CPS 変換について書いてある論文。 少し長いけど,その分,わかりやすい論文。 この論文で CPS 変換の administrative redex の問題が解決している。 また,shift/reset のインタプリタを shift/reset 自体を 使って書いたものも出ている。
- Filinski, A. 著者のページ "Declarative Continuations and Categorical Duality" Master's thesis, DIKU Report 89/11, University of Copenhagen (August 1989). Filinski の対称 λ 計算についての修士論文。
- Wright, A. K., and M. Felleisen. 論文のあるページ "A Syntactic Approach to Type Soundness" Information and Computation, Vol. 115, No. 1, pp. 38-94 (November 1994). 型システムの健全性(Progress と Preservation)に ついての論文。 4章で純粋な関数型に対する型システムの健全性を, 6章で call/cc が入った体系を 扱っている。